「キャプテン翼は実在した」伝説のハットトリックとオーバヘッドを決めたリバウド【トピックス】
「キャプテン翼は実在した」伝説のハットトリックとオーバヘッドを決めたリバウド
2000-01リーガ・エスパニョーラ最終節、バルセロナ対バレンシア。勝利した方がチャンピオンズリーグ出場が決まる大舞台は、リバウドのハットトリックでバルセロナを勝利に導きました。
引き分けならバレンシアがCLに出場するという状況の中、バルセロナのリバウドがフリーキックで1点目、キックフェイントからのミドルシュートで2点目、そして3点目は、2対2の同点の後半43分に勝利を決定づけるゴールを決めました。
この3点目は後方からのフランク・デ・ブールの浮き球のパスをゴールを背にしたまま胸でトラップすると、そのままオーバーヘッドキックでネットに突き刺すゴール。
スタンドで観戦していた当時のジョアン・ガスパール会長が狂喜乱舞し、興奮のるつぼと化したカンプ・ノウは観客がピッチに崩れ込む収拾のつかない状態になりました。
メディアからも「キャプテン翼は実在した」と評されたこのオーバーヘッドキック。2001年から連載された高橋陽一の「キャプテン翼 ROAD TO 2002」では、バルセロナとブラジル代表の10番、リバウールとしてモデルとなりました。このゴールシーンもリバウールの必殺技「ハイジャンピングボレー」として誌上で再現されています。